水戸に行ってきました。

3月12〜13日で、
水戸へ行って来ました。

安否確認できない老夫婦がいて、
色々僕的にはやったつもりだけど、
結局確認できず、
行ってきました。
携帯も固定電話も使えない状態なのに、
嵐が去るのを待つように、
引きこもって待機していただけでした。
(だから外の情報も薄め?)

往復の道的には、
三郷の手前から高速が使えず、
横浜から向かいましたが、
首都高を降りて、
松戸・柏へ迂回して、
国道6号を使用することになりますが、
渋滞で動きません。
特に左車線は、渋滞ではなく、
閉店してるガソリンスタンドへ行列ができており、
それが渋滞と合わさり、
動きません。
市が、つくばへの無料バスを出しているので、
それに乗るのがよいと思います。
常磐線は、JRのHP には書いてありませんが、
上野〜取手間の運転のみで、それより先は復旧の目処が立っていないようです。

復路では、国道6号を迂回してみましたが、
茨城県内は、信号が生きてるところと死んでるところがバラバラで、
また道路の陥没なども県内どこにでも見かけ、
安心できる道路がありませんでした。
(大丈夫な道路に見えて、いきなり地割れや陥没があり、地元の車が弾みながら50キロオーバーで走っていきます。)

信号停電と警察がいないせいか、
幹線は制限速度よりも速い速度で走ってる車ばかりで、
幹線へ合流、交差しての通行はとても怖いです。

コンビニ、スーパーは、取手・土浦以北は軒並み閉店。
また、以南でも在庫はほとんどありませんでした。
トイレも殺到しており、
トイレ故障や詰まりで使用できないトイレもありました。

水戸市内ですが、
橋が落ちたり、道路が陥没している箇所が多く、水戸駅は駅舎立ち入り禁止です。

水戸の市庁舎は、崩落の危険があるため、隣の市民センターに引っ越し中でしたが、
市民センターも、壁面に大きな亀裂、1階の通路が地割れあり、
横断歩道は波打っていました。

救援物資の量は少なく、
市庁舎まで情報と物資を求めてきた人に配布するのみで、
こない人には渡さないし、周知させてないというスタンスでした。

市内のあちらこちらに自動車の行列がありましたが、
大半が閉店しているガソリンスタンドへの行列でした。
ガソリンスタンドは、日曜の昼時点で、市内3店簿のみの営業と、
水戸のラジオで言っていたと思います。
また、買えても2000円分までの制限などで、
むしろガソリンスタンドに並んでアイドリングして使ってるガソリンがもったいない状態。

避難所同士、市と県との連絡はまともにとれていないため、連携できていませんでした。
自衛隊の姿はまったく見かけませんでした。

電気、水道に関して、
市内全域で程度の軽いところは全て復旧しましたが、
程度の重いところはまったく目処が立っていません。
水道は、流してみて、漏水見つけたら止めて直して、
再度流して様子見て…の繰り返しとのこと。
私が行った目的地は、水戸南インター近辺でしたが、
電気の復旧に早くて1〜2日、
水道で早くて2〜3日とのこと。
あくまで早くて。

避難所は避難してる人が少なく感じました。
陥没した道路と倒れた塀、大量に落ちた瓦などを脇目に、
福島は大変だね。原発大変だね。
という感じでした。

流通は完全に死んでいるので、明らかに近々食糧が足りなくなります。
また給水車はでていませんでした。

家の固定電話は、
かける側ではコールなりますが、
水戸の受ける側ではなっていません。

携帯はどこの携帯がよいというのがなく、
docomoだけ、auだけ、SoftBankだけという場所も多かったです。
市内を動いた感想としては、
iPhoneパケット通信が一番安定していました。
docomoは電波あっても、制限で使えないことが多かったです。